CDレビュー その16
Euphoria Morning Chris Cornell
何がいいってとにかく聴いてて心地よい。
静かに進行する流れの中にクリスコーネルの渋い叫びがあまりにマッチしている。オルタナの真髄とはまさにこれですね。
実際自分がそうだったんですけど、メタルばっかり聴いていると耳が激しさを求め出すのは仕方なくて、そういう時期にこれを聞いてもそこまでいいとは思わないと思う。でも耳がオルタナになってる時にこれを聴いたらゴリゴリにノックアウトされてしまう。音ではなく歌詞と声で激しさを表すことの素晴らしさを知れる。
前にDreamTheaterのポートノイがベストアルバムにこれ上げてましたね。さすがにセンスがある。というかこのアルバムを推す人は絶対センスがいい。悪いけど今回に関しては俺もセンスがいいと思う。
クリスコーネルというと自殺のイメージが先行してしまいがちですよね、不謹慎ながらそういうイメージを持って聴くと尚更良く感じてしまう。何か真に迫るものを感じずにはいられない。
クリスコーネルとオーディオスレイヴは全作品が最高傑作です。サウンドガーデンは黒穴太陽しか知らないですけど…
AmeriKKK's Most Wanted Ice Cube
邦題は「白いアメリカが最も望むもの」。KKKだから白いアメリカ…ね。
N.W.A.脱退後のIce Cubeのソロ1作目、凄まじいポテンシャルを感じる。SOCより俺は好き。
正直ヒップホップは最近聴き始めたばかりで歌詞やらリリックがどうとか、込み入った話に言及出来るほどではないんですけど、とりあえずラップが上手い。ラップ知らなくても上手いって分かりますよ。ヒップホップってこんなに聞きやすいんだって思うはずです。ここから入るのもアリかな〜…
アイスキューブはギャングスタ(いわゆるワル)と思われがちですけど大学出て俳優やら映画監督してますからね。しかも音楽に関しては言わずもがな。天才です。
これはヒップホップの中でも避けて通れない名盤の1つなのでおすすめします。というかそもそもアイスキューブの存在自体が避けて通れなかったりしますけど…
テスト期間なのでストレスフル、きまぐれにブログを再開してみました。その間に聞く音楽の幅めっちゃ広がりましたよ。
ただ、久しぶりに書いてみましたけど、レビューって難しいな。いや数をこなすしかない。とりあえずこれからどんどん書いていこう。
よろしくお願いします。