CDレビュー その17

Sounds That Can't Be Made   Marillion

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全盛期は80~90年代だと思われがちのマリリオン。割と最近の作品ですが、めちゃくちゃに良い。個人的には今年ベストアルバムに余裕で入る。

ポンプロックは大好きなジャンルなんですが、作品やバンドの好き嫌いが激しかったりする。ペンドラゴンは全く合わなかったしMisplaced Childhoodが死ぬほど好きなのにFugaziやらJester Raceは全然合わなかった。いやScript For A Jester's Tearか。Jester raceはIn Flamesの2ndだな。名前が似てる。…よく考えたら似てない。

余談ですけどThe Jester RaceはIn Flamesで一番好きなアルバムなんですよね。いずれ紹介したいんですけど、メタルに関しては音楽にしか興味が無いからギターが誰とかフロントマンが誰とか全然知らないか紹介しづらい…。

 

 

これに関してもっと込み入った話していいですか。

俺はヒップホップやらオルタナプログレに関しては曲を作った人間が誰なのかということを無意識の内に調べてるしそれを知ろうとしてる。対してメタルは全く気にしていない。恐らくだけれど理由は2つ考えられて、1つは単純にメタルに精神性を求めてないこと。歌詞が素晴らしいならその人の名前含め経歴やらを調べたくなるが、メタルに関しては正直歌詞よりもメロディの方を重視してるし頭振って聞ければメタルは十分だと思ったりしているから。もう1つは、さっきの話は単純に欺瞞で、メタルに関しては詳しい人が他のジャンルよりも多い(というか多く見かける)。だからこそ自分では気づかない内にマイナーなものを求めがちな俺の感性が、調べることに拒否反応を起こしてる。凄い幼稚に言うと「自分だけが知ってるもの」が欲しいからなのかな。

正直どっちかは分からないけれど、後者に傾いてるのならそれは危険な気がしている。人と違う音楽を聴きたい。人が知らない知識だけを付けたい。自分が特別になりたがる傾向を自覚しているだけまだマシなのだけれど、そういう聴き方をしていると、メジャーなものをなおざりにしてしまうことが多々ある。

実際自分はメジャーなアーティストには大体ハマっている。GLAYとかミスチルとか。

ここで述べているのは知識云々への積極性だけど、マイナーなものを求める姿勢が全ての元だと思っている。

この議論に結論は無いけど、たまにこういう自分の姿勢が聞く音楽を狭めているように思う。それだけ。分かってくれる人だけ分かってくれたらいいかな。

 

 

話が飛んだけど、ポンプロックは好き嫌いが激しい。でも最近は、ポンプロックはまだだけれど、プログレやらオルタナの「昔苦手だったアルバム」が好きになる傾向があるのでポンプロックも色々聴きなおしてみようと思っている。

 

 

今回は1枚だけの紹介にしとこうかな。

これは本気で何かを人に勧めるためのブログではないから後半は思いつきで色々書いてしまった。