CDレビュー その8

Immortal Vengeance  Thousand Leaves

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個人的にThousand Leavesの最高傑作かな。正直Thousand Leaves自体はどのアルバムも甲乙つけがたい。でもこのアルバムは頭一つ飛び出てる感はあるね。これ程慟哭という単語が似合う同人メタルがあるだろうか、同人メタル…?否、ジャパメタ、あるいは海外大手メロデスバンドにも全く引けを取らないと思うし、メタル好きでこのアルバムを聴いてないのは本当にもったいない。Thousand Eyesしか聴いてない人ももったいない。同人ってだけで躊躇してる人ももったいない。

 

 

8  cali gari

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カリガリ、自分の中ではアルバムの好き嫌いが分かれるタイプのアーティストなんですけど、これはぶっちゃけ微妙でしたね。青春狂騒曲は凄い良い。イタめのナンバーが多いのと評価に相関関係はないとは思ってますが、それでも他のアルバムと比べるとあまり良くない。第5第4が合わない人間なんでね。ちなみに好きなのは第2、第3、13、11、ブルーと、落ち着いてる雰囲気のアルバムが好きなのかな?

 

 

 

最近白黒映画をよく見てます。昔の俳優、特に海外の俳優って演技すごい上手いですよね(上手いんです)。どうしても最近の日本のドラマ(そんなに見ませんけど)とかだと「こいつ演技クセ~っ」って直ぐになりますし、第一顔だけで出てるような連中ばっかりじゃないですか、見る側も内容より役者重視だし、そんな即物的な見方は嫌だ!!!

…いやこんな話をしたい訳じゃないです。白黒だって古臭くないよってことを言いたい。音楽だってそうです。クラシックも意外と聞いてみたらいいものですよ。というかボク自身はその傾向が強すぎて最近のものをあまり知らない。それもそれでいろんな弊害がありますけど、新しいものばかりを経験するのは、あるいは、古いものを忌避するのは…基本的にその2つは果たして知的生命体としての本懐なんでしょうか?文化的な生活を送りましょうよ、刺激だけ求めるのはあまりに本能的過ぎやしませんか。